お知らせ

データヘルス計画に係る生活習慣病重症化予防のための受診勧奨通知の送付について

 超高齢化の進展に伴い、働き盛り世代からの健康づくりの重要性が高まる中、政府が発表した「日本再興戦略」(平成25年6月)で、国民の健康寿命の延伸を掲げました。これにともない、全ての共済組合ではデータヘルス計画を策定し、実施しているところです。  データヘルス計画とは、医療費データや健康診断データなどのデータ分析に基づいて、PDCAサイクルで効率的・効果的な健康づくり事業をおこなうものです。  そのなかで、当組合としましては昨年にひきつづいて平成29年度におけるデータヘルス計画関連の実施事業として「生活習慣病重症化予防のための受診勧奨通知」の発送を9月29日(金)より実施いたします。親展扱いにて簡易書留便で郵送いたしますので、必ず対象者ご本人でご開封ください。  また、今回も電話保健指導を行います。同封のアンケートに回答していただき、ご返送いただくことにより、後日保健師から電話による健康づくり・受診のアドバイスを行います。今後の数値改善や重症化予防のため、ぜひご活用ください。
 今回受診勧奨通知を発送する対象者は
  1. 人工透析リスクのある40歳以上の組合員及び被扶養者
  2. 生活習慣病ハイリスク者で40歳以上の組合員及び被扶養者
  3. 生活習慣病リスク者で40歳以上の組合員及び被扶養者のうち、生活習慣病関連で医療機関未受診者
 です(※)。
 上記対象者は平成29年度特定健診データ及び、平成28年4月から平成29年3月までの診療報酬明細書(レセプト)データを使って分析した結果に基づいて選定されています。選定に使用したデータには、診療報酬明細書(レセプト)を使用した情報が含まれることから、所属所との共有はいたしません。  なお、受診勧奨通知発送に係る個人情報の取扱いについては、愛知県市町村職員共済組合個人情報保護に関する規程第4条及び愛知県市町村職員共済組合個人情報保護に関する規程細則第11条並びに同規程細則別表2に規定された利用目的の範囲内とし、他の目的に使用することはございません。  今回通知を受け取られた方は、このままの健康状態を放置しておくと重大な疾病を招く恐れがあります。  医療機関未受診の方は早急に専門医のいる医療機関、またはかかりつけ医の受診をお願いいたします。  また、すでに受診・治療されている方も、シートのアドバイスによって適切な受診をお願いいたします。  この通知は平成28年度の健診結果をもとに送付しております。そのため、既に数値が改善されている方にも送付される場合がありますがご了承ください。
※発送対象者の選定基準値は下記の通りです。
  1. 人工透析リスクのある40歳以上の組合員及び被扶養者 尿たんぱく「異常」かつ血圧・血糖が受診勧奨レベル以上の方 血圧…収縮期血圧140以上、または拡張期血圧90以上 血糖…空腹時血糖126以上、またはHbA1c 6.5以上(NGSP値)
  2. 生活習慣病ハイリスク者で40歳以上の組合員及び被扶養者 血圧…収縮期血圧180以上、または拡張期血圧110以上 血糖…空腹時血糖200以上、またはHbA1c 8.0以上(NGSP値)(日本糖尿病学会『熊本宣言2013』) 脂質…中性脂肪300以上、またはHDL34以下
  3. 生活習慣病リスク者で40歳以上の組合員及び被扶養者のうち、生活習慣病関連で医療機関未受診者 血圧…収縮期血圧160以上、または拡張期血圧100以上 血糖…空腹時血糖130以上、またはHbA1c 7.0以上
 なお、この基準値はデータヘルス計画におけるデータ分析委託先の株式会社ミナケアの医師監修によるものです。  (連絡先 医療保健課保健担当 電話052-951-4548)