第14回 共済あいち フォトコンテスト

今年で14回目を迎える「共済あいちフォトコンテスト」の審査結果がまとまりましたのでお知らせします!
第14回は、応募者52名・応募点数58点(一眼レフ部門26点/コンパクトカメラ部門32点)のなかから12点を入賞作品に選ばせていただきました。
入賞された方には賞品をお贈りします。みなさん、ご応募ありがとうございました。

一眼レフ部門

最優秀賞
おさんぽ

おさんぽ

柴田 亜美さん(蒲郡市)

子どもの写真になるとつい「寄り」で撮影しがちですが少し距離を離すことで桜の樹や錆びた椅子の大きさ、少女がその椅子に手をついている姿、何か歌でも歌っているような様子、そして柔らかく包み込むような光と服の色、そして桜。それらの条件がとてもいい形で表現されました。

ガラス越しの鮭おにぎり

ガラス越しの鮭おにぎり

鈴木 崇仁さん(みよし市)

写真の左側下部に写っているのが鮭おにぎり、それが写真右部に反射していますね。ガラス越しで「見るだけ」のおにぎりを見ている姿がなんともかわいい。子どもが大きくなったら撮れない、撮らせてもらえない写真の一つです。窓ガラスを挟んでいるので柔らかな感じで写真が仕上がりました。

炎花煌々

炎花煌々

加藤 陽介さん(みよし市)

赤い色の存在がとても目を引きました。群生する彼岸花を美しく写真にしています。メインの彼岸花への光の当たり方なども随分配慮されていることが伝わってきます。四季折々の花の姿などを撮影しながら写真表現を楽しんでください。

梅雨の朝

梅雨の朝

ヒサさん(東浦町)

ミニトマトだとするとこの雨蛙君はかなり小さいですね。画面左上や画面右にも青いトマトがぼけながら写っていて、ちょうどその隙間からこっそりと撮影したように感じられます。やさしい表現がこの写真の魅力となりました。

その眼差しの先に

その眼差しの先に

中村 萌花さん(みよし市)

コアラの姿をカメラ目線できっちり撮影した印象の強い写真に仕上がっています。
目にキャッチライト(白いハイライト)があることで生き生きと表現できました。
コアラはカメラを構えている人をどんな風に見ているのでしょうか?

お花、みーつけた!

お花、みーつけた!

M156さん(長久手市)

小さな花びらをじっと見つめながら触っている姿が愛おしく見えてきます。コロナ禍で窮屈な気持ちが続く中、心を穏やかにしてほのぼのとさせてくれますね。ユーモアには人を和ませるという意味もあるので選びました。

コンパクトカメラ部門

冷え冷えぶどう

冷え冷えぶどう

稲吉 紗帆さん(みよし市)

水の入った青い器が爽やかさを感じさせてくれ、写真から「キュッ」と冷えた感じが伝わってきます。光の使い方も非常に良く、水と氷がキラキラしていて「夏」らしい表現になりました。左側の房に実がついてないところがあるからこそ日常感が出ていて、広告の感じがしない点も良かったです。

Turtle Talk

Turtle Talk

まほさん(みよし市)

ウミガメにこんなに近寄れるのですね。近寄る人間とマイペースなウミガメの姿、2つのコントラストがとてもユーモラスでほのぼのとさせてくれました。数十年前に私が素潜りで見つけた時は目が合った瞬間に180度回転してウミガメは去って行きました。近くで見てみたかったです。

田んぼが映した奇跡

田んぼが映した奇跡

大津 京子さん(みよし市)

ほぼ無風で田植え後の水面に夕焼け空が綺麗に写り込んでいることがこの写真の美しさを倍増させています。画面左のライトを灯した車も夕暮れの感じを強めてくれています。日常の美しい風景これからも探求してください。

霧の凪いだ海

霧の凪いだ海

げんきさん(西知多医療厚生組合)

船の上からの撮影でしょうか。とても静かな印象を受けました。霧が出ていることで水平線の存在が非常に曖昧になって吸い込まれてどこかに連れていかれそうな感覚を覚えました。凪いだ海の表情の一つとして魅力的です。

90歳差のあやとり

90歳差のあやとり

ともこっちさん(大府市)

あやとりを見るのも随分久しぶりだなあ、と懐かしく感じました。タイトルも素朴でほのぼのとしていますね。コロナ禍ということもあり年齢を超えて一緒に遊びをしている姿がとても響きました。大事にしたい時間です。

大盛パレード

大盛パレード

イチローさん(海部南部消防組合)

大盛りのカレーと耳のように見えるコロッケつきご飯、そして食べたいのにこの写真撮影のために待ちながら顔を近づけ「うりゃー」とでも声を出さんばかりの迫力の表情。劇画的なおもしろさが魅力の作品に仕上がりました。

総 評

多数の応募ありがとうございました。

一眼レフ部門は派手な色調、彩度が極端に強い写真はほぼ無くなり、比較的自然な柔らかい色調の写真が多くなりました。
撮影後に色の調節を楽しんでいる人も多いようでした。こうした作業は細部のことを気にする入口になります。積極的に取り入れて今後の作品に活かしてもらいたいと思います。

コンパクト部門はカメラの特性からか「寄り」、つまり被写体との距離感が近い写真が目立ちました。「少し引く」ことで場所の情報が背景に入ります。特に人物を撮影するときに気にすると今までと違う写真作品が誕生しますよ。

まだまだ続くコロナ禍。こんなときこそ身近な場所で撮影を楽しむ「術」を見つけてもらいたいと思います。
カメラはそういうことを見つけるのがとても得意な機械ですから。

審査・総評・アドバイス 写真家 松原 豊

中部地方の雑誌・企業広報誌などを中心に活躍中。また、里山や街の風景を写真記録することをライフワークとしています。

写真を応募するときのアドバイス

SNSのInstagramご覧になったことはありますか?多くの人が正方形の写真をアップしながら楽しまれているようです。「インスタ映え」などという流行語も生み出しました。そんなInstagramへの投稿写真も、最近はナチュラルで自然な感じの写真が投稿される傾向が強くなってきているようです。撮影場所も身近な場所での投稿が増えているのはコロナ禍の影響もあるのでしょう。そんな時代の流れも気にしながらSNSを楽しむと新しい発見ができるかもしれません。「身近な場所」での「おもしろさの発見」してみませんか。